STORY
廃材にデザインで価値を与える
アップサイクルは、従来の3R(リデュース・リユース・リサイクル)とは異なる、持続可能なものづくりの新たな方法論の一つ。
新しいアイデアやデザインの力で、本来なら廃棄されていたものが価値ある魅力的な製品に生まれ変わる『アップサイクル』。愛媛でもアップサイクルを文化として根付かせたい、地域貢献にもつなげたいという思いで、ものづくりの若手職人とチームを組んで取り組みを始めました。
例えば、輸送中に輸入木材を保護するカラフルでデザイン性の高い「ランバーカバー」を使ったバッグやポーチ、工事現場で使われる足場板やパレットを材料にしたテーブルなどアップサイクルのアイデアで新しい価値あるものに蘇らせます。
コロナ禍でさまざまな業種の生産業者から多くの廃材が生まれています。物流の現場で使われるパレットや足場板には、愛媛県産をはじめとする国産の杉材などが使われている。アップサイクルの素材になるものはどれも機能性や材質的に優れたものばかりだが、通常はゴミとして廃棄されてしまいますが、技術と発想の転換で魅力ある商品に生まれ変わらせることができます。
アップサイクルのショップには工房も併設していますので、制作している職人が来店客にも対応できるような仕組みなっています。また、モノづくりの職人たちが集まった集団ならではの切り口で、アップサイクルの考えやプロダクトを使った店舗デザインなどにも取り組んでいます。
様々な活動を通して、アップサイクルという考え方を根付かせていきたいと考えています。
Win-Win or No Deal
自分も相手も勝つ。
それが無理なら、
取引しないことに合意する
アップサイクル愛媛では、様々なコラボレーションによってビジネスが生まれています。どちらかが不利益な状態では決して良いものは生まれてきません。お互いがプラスになる状態でのコラボレーション。そこにこそ、創造的な価値が生まれるものと考えます。
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VISION
「生きる」と「つくる」がつながる社会へ
生活していると、必要になり新しいものを購入する。当たり前の行動ですが、そこを考え直して、自分の欲しいと思うもの作るという行動へ!!なんとなく買ったものより、愛着も湧きますし、永く使っていけます。気軽に作ることができるそういう社会こそ、「生きる」と「つくる」がつながり、ものが循環していく社会になると考えます。
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MISSION
すべての人を、「設計者」にする
アップサイクル愛媛では、すべての人を「設計者」とすべく、ものづくりのお手伝いをしています。『作りたい』をできる限りの技術とアイデアで応援します。
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VALUE
自律・分散・協調
アップサイクル愛媛は様々なプロフェッショナルがプロジェクトごとに集まり、ものづくりをするチームです。それぞれが最高のポテンシャルを出せる組織を目指します。